中高一貫

とある晴れた日に行われていた体育の授業の一コマ。
高校Ⅲ年生が1500m走のタイム測定をする片隅では、中学生がハンドボール投げの測定をしていました。
そう、この長崎南山学園は中高一貫校です。
グラウンドは2面ありますが、同じグラウンドに中学生と高校生が集うこともあります。

さて、1500m走をしていた高校Ⅲ年生、何だかいつもより必死な表情に見えます。
きっと恥ずかしい姿を中学生に見せるわけにはいかないと奮起していたのでしょう。
そして、中学生もそんな高校Ⅲ年生に憧れの眼差しを向けます。
「いつか自分もあんな早く走れたら…」と。

そのような良い関係性を築いていけるのが、ここ長崎南山学園の魅力の一つ。
そして、多くをもの言わず、背中で語るのが南山生です。