投稿

3月, 2023の投稿を表示しています

【それぞれのペース】

イメージ
以前お知らせした、本校中庭のチューリップが咲きました。 歌が聞こえてきそうに、並んで咲いています。 このチューリップが南山に彩りを添えてくれています。 チューリップをよく見ると色だけでなく、生長も一輪ごとに違うものですね。 25日には高校新入生の皆さんへ説明会が行われました。 いよいよ新年度が近づいてきました。 新入生の皆さんも、在校生の皆さんも、一人ひとり自分のペースで成長してほしいと思います。 さて、ブログの方ですが、一週間程度お休みをいただき、4月6日(木)から再開をさせていただきたいと思います。

最高学年、一年間の成長

イメージ
高校3年生の卒業に続き、中学3年生も卒業していきました。 高校も中学も、最高学年では、周囲を引っ張っていくという自覚とともに、2年間で蓄えてきたものが花開く学年です。 私は今年は運良く高3・中3の英語の授業を担当しました。 高校3年生は英語の外部検定試験にも果敢にチャレンジし、自分の行きたい進路を確定してくれました。 一方の中学3年生に関しても、その若さを武器に目を見張るスピードで成長してくれました。 中学3年生。結果という意味では、英検2級に2名、英検準2級に8名、英検3級に20名が合格してくれました。 しかし、その結果以上に成長が感じられ、嬉しかったのは生徒の次の発言でした。 【中3が始まった当初の会話】 生徒「先生、子どもがいるんですか?」 私「うん、おるけど?3人」 生徒「先生、家で英語の英才教育してそう」 生徒「ホントね。こども可哀想。。。」 【中3終わり頃の会話】 生徒「先生、家でも子どもに英語で話すんですか?」 私「話すはずないやん。でも、英会話教室には行ってて、家でも楽しそうに英語のシャドーイングしよるよ」 生徒「えー、俺の家もそんな感じなら良かったとにー」 この生徒の発言を聞いた時、心の中で「おー」と思ってしまいました。 (顔には一切出しませんでしたが) 「なるべく勉強したくない」から、「英語力を向上させたい」というマインドセットの変化。 生徒が学ぶ喜びを感じてくれるのが一番です。 卒業した中3の生徒は高校で、高校を卒業した生徒は大学で、もっともっと成長してくれると感じさせてくれる1年間でした。 お世話になったクラスの皆さん、ありがとうございました。

進路相談会

イメージ
先日3月14・15日の2日間にわたり、本校進路部主催で高校2年生、1年生の皆さんに向けての進路相談会が行われました。 多くの大学・企業の皆様が、対面形式やオンライン形式で生徒の皆さんに、学校説明・企業説明を行ってくださいました。 生徒の皆さんも、自分の志望に合わせて、それぞれ相談会に参加し、新たな発見をしていたようです。 生徒の皆さんにとって、自分の進路を考える良い機会となりました。 こういう機会を使ってしっかりと自分の進むべき道を確立していってほしいと思います。

春待ち焦がれて

イメージ
本学園内に生息する猫たち。 年間を通して学園内を散策してきて、彼らの行動パターンも少しずつ読めてきました。 夏はだいたい職員の車の下の日陰で寝ています。 秋は日のあたる暖かい場所を移動しながら寝ています。 冬は中々見かけません。どこにいるのでしょう? そして、春は、待っていましたと言わんばかりに敷地内を散策しています。 春が来ます。 待ち焦がれていた春が来ます。 活発でありたいものです。 猫に負けじと。

高Ⅱ、裁判員について学ぶ

イメージ
3月10日金曜日に高校二年生のための裁判員制度に関する講話が行われました。 18歳から裁判員として選任されることがありますので、とても大切な講話でした。 生徒の皆さんからも講師の方に多くの質問が行われました。 「裁判員の守秘義務の範囲はどのようになりますか?」「裁判員は主観で判断してもいいのですか?」など非常に鋭い質問もありました。 それだけ生徒の皆さんも当事者意識を持つことができたということだと思います。 成人に近づいた生徒に皆さんには、これからも社会の多くの事柄にアンテナを張ってほしいと思います。

JICAエッセイコンテスト 九州センター所長賞 受賞!

イメージ
少し前のことになりますが、生徒の頑張りについてのご報告です。 国際協力機構(JICA)の国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト2022高校生の部で、高校1年グローバルコースの原田晋之介君が国内機関長賞(九州センター所長賞)を受賞し、長崎新聞に掲載していただきました。 広島と長崎で原爆に遭った二重被爆者の山口彊(つとむ)さんのひ孫で、被爆4世の原田晋之介君は、日頃から語り部として、曽祖父の苦しみ、核兵器の恐ろしさを発信する活動を行なっています。 エッセイのタイトルは「世界平和に向けて」。非核平和の実現に向けての想い、決意を述べました。 国連で働きたいという夢を語り、核兵器廃絶へ希望を持った彼の思いが人々に伝わったことを非常に嬉しく思います。 今年のエッセイコンテストでは2万4048点の応募があり、本校からもたくさんの生徒の作品を応募させていただきました。 今後の子供たちの活躍が本当に楽しみです。

中学3年生、卒業式の2日前…

南山の総合的な探究の時間、別称「読書科」 自分でテーマを決めて、調べていく過程で、仮説を立てる。 そして、その仮説の検証をしていくが、なかなか説立証とはいかない。 自分たちなりに本やインターネット、大学関連施設への問い合わせ等で結論に至り、次のテーマに結びつける。そうして自分のテーマを掘り下げていくという授業になっている。 その発表会が卒業式前に行われていた。 下級生・保護者の皆様にも観覧者として入っていただいた。 時間の関係上、質疑応答はとれなかったが、生徒なりに発表までたどり着いた。 生徒の発表の様子はYouTubeで公開しています。 ぜひ、ご覧ください。 https://youtu.be/VmmzxoM3KVY

自分の未来を考える

イメージ
3月10日(金)、高校Ⅰ年生は『WILL発掘ワークショップ発表会』を実施しました。 2学期以降、高校Ⅰ年生は総合探究の時間に自身の将来像を具体的にしていくためのワークショップを実施してきました。 この日はその集大成として、各クラスでの発表、そしてクラスの代表による体育館での発表が行われました。 発表内容は、 ①簡単な自己紹介(名前、部活、趣味など) ②わたしのWILL(やりたいこと)は・・・ ③なぜなら(原体験、特に好きな理由、願望) ④具体的にはこんなことをやっています、やります(今、未来の行動) ⑤聴き手に伝えたいこと、お願いしたいこと 自身のWILLを発表し、仲間のWILLを聞き、少しずつこれから先のイメージが湧いてきたところではないでしょうか。 教員として、そのイメージを実現するために少しでも力になればと思います。

主のいない教室

イメージ
3月1日に卒業式があり、それから数週間経ちました。 主がいなくなった高校3年生の教室は、その間ずーっとがらーんとしております。 一学年いないと、校舎の中もいつもより活気がないように感じます。 卒業した3年生は今何をしているでしょうか。 卒業式の1時間後に金髪にした髪の付け根が黒くなりかけている頃でしょうか。 早めに新天地に入り、家事に悪戦苦闘している頃でしょうか。 新しい生活にワクワク、ドキドキしている頃でしょうか。 来月には、また新しいメンバーでこの教室も埋まります。 新しく入ってくる生徒のワクワクドキドキを最大限にする場所にしていきたいものです。

GEC本番前練習!

イメージ
3/26(日)に中学3年生、高校1年生、2年生がGlobal Enterprise Challenge(高校生の国際ビジネス競技)に参加します。 Global Enterprise Challenge (GEC)は、青少年のイノベーションへの興味を喚起するために、実施されている国際競技です。 2001年に英国スコットランドの行政機関であるCareers ScotlandがNASA(米航空宇宙局)やWIPO (世界知的所有権機関)の支援を受けて試験的に始めて以来、参加国が連携して継続してきたものであります。 国内予選(GEC)、世界大会(GYEC)の2つのステージからなっており、国内予選に参加し、最も優れた成果を残したチームが、次のステージである世界大会に出場する権利を獲得します。 挑戦する課題(challenge)は環境、エネルギー、産業、災害対策、教育など世界が共有する問題に関わるもので、競技では、その課題を科学技術を活用し、事業として持続可能な形でどのように解決するかを問われます。 参加者は3人以上8人以内でチームを結成し、その解決策を英語で2ページの事業プランと3分のプレゼンテーション動画などをまとめて、8:00〜20:00までの12時間の間に提出し、最終的に創造性・革新性、実現性、市場性、コミュニケーション能力などの点で総合的に評価・審査されます。 3/12(日)には事前の練習会がありました。 各グループ頭を悩ませながら、事業プランを考えていました。 本番が非常に楽しみです。

春 中学卒業の響き

イメージ
3月11日(土)中学部の卒業式が行われました。 卒業式では3年ぶりに合唱が復活し、国歌斉唱、校歌斉唱に加え、音楽の授業で練習してきた「旅立ちの日に」を合唱しました。 今年度まではマスク着用ということで、やや歌いづらい面も有りながら、一生懸命歌い上げました。 やはり3年間一緒に過ごしてきた仲間との一区切りということで、歌を聴きながら「いろいろ有ったな・・・」と感慨深いものが有り、会場も涙なみだの涙腺崩壊でした。 式典最後に流れる担任の先生作のスライドショーも、1年生の時から撮りためた写真や動画を振り返り、子どもたちの成長を一気に感じることができました。 下級生や転勤した先生からのメッセージ動画も入っており、嬉しいサプライズとなりました。 教室に移動してからの最後のホームルームでは、担任の先生が思い出を語りながら、大泣きしていました。 生徒も涙を流し、卒業証書を受け取ったり、お礼の品を渡したりしていました。 卒業前に担任の先生を隠し撮りしてコツコツ作った「お礼動画」まで生徒が準備し、担任の先生への愛情も感じられました。 とは言え、中高一貫校ですから、またすぐに高校生として同じ校舎で出会います。 卒業した皆さん、卒業おめでとう!4月からまた一緒に頑張りましょう!!

新しい一歩

イメージ
学年末考査が終わり、テストの返却も終わった3月10日(金)。 この日は天気も大変良くて、温かい1日となりました。 半日授業の午後からは、グランドから威勢のいい掛け声が聞こえてきました。 待ちに待った部活動という思いからか、それとも一息つきたいという思いを振り切るためか。 人それぞれの思いがきっとある中、仲間と共に目標に向かって新しい一歩を踏み出す姿がとても眩しく見えました。

【開花を待つ】

イメージ
別れと旅立ちの季節、3月となりました。 本校でも高校は1日の日に、中学は11日の日に卒業式が行われました。 別れと旅立ちはさみしさを伴うことでもありますが、その後には必ず新しい出会いがあるものです。 ところで、本校の中庭にたくさんの植物が植えられています。 本校に関わってくださっている方が、大切に育ててくださっています。 その植物たちはまさに何かを待ちわびているかのように育っています。 このつぼみの植物が美しい花を咲かせるころ、皆さんには新しい出会いがあり、その花々は新しい人たちをお迎えすることになるでしょう。

後期に向けて

イメージ
高校3年生は卒業式が終わりましたが、3月に入っても国公立大学後期日程に向けて、少人数での講座や、マンツーマンの学習が続いております。 共通テストでは国語、英語、数学、理科、社会の5教科、国公立大学前期日程では国語や英語、理科や数学など2,3教科学習せねばなりませんが、国公立大学後期日程になると1教科や2教科での勝負になります。 その分、1教科にかけることができる時間は多くなりますので、生徒たちは講座やマンツーマンでの学習に加え、自主学習も充実している様子です。 最後の最後まで頑張る者が、次のステージで大きく飛躍してくれるものと信じております。 最後まで頑張れ!受験生!!

3月1日(水)-高校卒業式-

イメージ
3月1日、高校Ⅲ年生(195名)は晴れて卒業の日を迎えました。 コロナとともに入学しコロナとともに駆け抜けた3年間でした。 多くの行事が中止・変更されてしまうなど味気ない3年間だったと思いますが、文句も言わずよく頑張りました。 卒業式も在校生や来賓の出席はなく、保護者の参加も各家庭2名までに制限されたものでしたが、とても締まりのある感動的な卒業式でした。 そして素晴らしい卒業生たちでした。

白バイ隊員として頑張っておられます!

イメージ
令和5年度の神奈川県警察のパンフレットを手に取ってみると、なんと本校の卒業生の方が取り上げられていました! その方は、平成26年に本校を卒業し、東洋大学の経営学部に進学されました。 その後、高校時代からの憧れであった、白バイ隊員になる夢を見事に叶えられたのです。 そのパンフレットを目にして、夢は努力次第で叶うものだと改めて気付かされました。 高校時代の彼は柔道に勉強に一切妥協なく努力していました。 そして、何が最も素晴らしかったかというと、何事にも積極的にチャレンジしていく姿勢でした。 在校生の皆さんも、この先輩のように、得意不得意に関わらず、何事にも一生懸命取り組んでみませんか? 必ず得るものがあり、それが将来の自分の宝になると思います。 今からでも全く遅くはありません。 社会で活躍されている多くの先輩方の姿を見て、皆さんもがんばってみてはいかがでしょうか? もちろんこちらも、サポート体制準備万端です。 在校生の皆さんと卒業した先輩方のさらなるご活躍を期待しております。

Startup Weekend in 雲仙!

イメージ
2/24(金)から2/26(日)にかけて2007年に米国で始まった起業家コミュニティ特定非営利法人Startup Weekendのイベントにグローバルコースの1年生の生徒3名と2年生の8名が参加をしました。 南山の生徒をはじめ、佐世保高専、大村高校、長崎国際大、県立大、長崎大学、社会人の方など様々な興味、バックグラウンドを持たれた方が参加をされていました。 様々な形で刺激をもらうと共に、たくさんの出会いそして繋がりを持つことができ、生徒たちも積極的にコミュニケーションをとっている様子が非常に印象的でした。 「ルールがないのがルール」というプログラムのもと、実際に外へ出てアンケート調査を行ったり、ホームページを開設したりと濃い3日間になりました。 プログラムの内容としては、初日の金曜の夜に、参加者が60秒ずつ、アイデアを発表する「60秒ピッチ」から始まります。 参加者の相互投票によって選ばれたいくつかのアイデアが残り、3人以上でチーム作り、最終日の日曜16時までにユーザーエクスペリエンスに沿った、ビジネスモデルを一気に作り上げます。 参加者はハッカー、ハスラー、デザイナーといういずれかの役割を選び、チームを組みます。 ハッカーは機能・プロダクトの開発、ハスラーは顧客開発と検証、デザイナーは学びに基づく改善を主に担当します。 顧客の課題を発見し、プロダクトを組み上げ、仮説の適切さ、課題解決ができているかの検証を繰り返しながら、54時間という限られた時間の中でどれだけ達成できるかということへのチャレンジになります。 オーガナイザーと呼ばれる、必ず1回以上の参加者経験を持つ運営メンバーの手でイベントは作り上げられ、コーチそしてファシリテーターと呼ばれる資格を有したメンバーの方が各グループにアドバイザーとして入り、最後にアイデアを発表する5分間のピッチを行い、審査員の審査のもと優勝チームを決定します。 3日間という限られた時間の中でのプラグラムということで、徹夜をして作成に臨むグループもありました。 また、2年生のグループが最優秀賞を獲得し、旅行券10万円を頂いております。

中2修学旅行~大阪・京都へ~

イメージ
3月2日(木)〜5日(日)中学2年生は大阪・京都へ修学旅行に行っています。 修学旅行の事前学習では京都や大阪について調べ、レポートを作成し、クラス毎のオリジナルしおりを作成しました。 京都の自主研修に向けても班ごとに計画を立て、これから回るのを楽しみにしています。 写真は2日目の大阪城です。 生徒たちも石垣の石の大きさや天守閣の美しさに驚いています。 この後、お好み焼きを食べ、海遊館という水族館や日清カップヌードルミュージアムでのオリジナルカップヌードル作りに向かいます。

文武両道

イメージ
それぞれの部活動が各種大会で素晴らしい結果や成果を見せてくれています。 仲間の活躍に刺激を受けて、さらに日々の鍛錬に磨きがかかります。 そして、3年生が卒業を迎え下級生もそれぞれ新たな一年を迎えます。 現状に満足することなく、春と夏で輝く為にしっかりと力を蓄えていくのです。 (バレー部の練習風景) 学年末試験も控えている今、文武両道を達成すべく生徒たちは必死に自分と向き合っていきます。 (南山寮での自習の様子)

学年考査直前の様子

イメージ
高校生は3月3日から7日まで学年末考査があります。 テストまで1週間をきり、生徒たちも授業中だけではなく休み時間を利用して勉強に励んでいます。 今年度最後の考査になります。 ベストを尽くせるよう、準備、そして体調管理をしっかりしてのぞみましょう!!

実社会で生きる学びを

イメージ
高校Ⅱ年生グローバルコースで行われている『グローバルコンピテンスプログラム』という授業の様子です。 授業はもちろん全て英語で行われていますが、この日は”Design Thinking”(デザイン思考)について学びました。 デザイン思考とは、前例のない課題や未知の問題に対して最適な解決を図るための思考法です。 グローバルコースではⅠ年生の時にデザイン思考を日本語でじっくりと学びますので、今回の授業も英語ではありましたが、皆しっかりと内容を理解できていました。 彼らがここで学んだことを実社会で生かしてくれたら、こんなに嬉しいことはありません。