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12月, 2022の投稿を表示しています

委ねて生きる。

2022年も残すところあとわずかとなってきました。皆さまにとってこの一年はどのような年だったでしょうか。何かに挑戦し、成功したこと。失敗したこと。良いことがあったこと。悪いことがあったこと。 この世の中で起きることには因果関係が必ずあります。例えば、期末考査の勉強に十分取り組むことができなかった(原因)。⇒期末考査の結果が悪かった(結果)。「自業自得」、「なさけは人のためならず」という言葉があるように、自分の行い(原因)は最終的に自分にかえってくる(結果)のです。これは仏教の言葉で因縁生起といいます。つまるところ、自分の行いが全てを決定するということですが、成功や失敗、良いことや悪いこと。特にマイナスの結果になった時は、自分の不甲斐なさ、自責の念に苛まれてしまうことでしょう。 いっそのこと、人のせいにしてしまえば楽でしょうが、そういうことにもいきません。ですから、良いことも悪いことも最終的には神様(必ずしも神様でなくとも良いです。)が決めてくださった結果であると神様に委ねてみると少しだけですが気持ちが楽になるでしょう。もちろん、これは自分が正しい行いや努力をしたという前提があっての話です。良いことがあれば、自分が頑張った結果だ。神様も認めてくださっている。悪いことがあれば、自分の頑張りが足りなかった結果だ。神様はもっと頑張りなさいと励ましてくださっている。と考える。このように、少しだけ考え方を変えることで生きること、何か行動を起こす時に、気持ちが楽になることでしょう。 来年もよろしくお願いいたします。 よいお年をお迎えください。

送別試合

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先日, 中学サッカー部3年生の送別試合を開催しました。 キレが落ちきっているようでしたが... 楽しければよし! いい思い出になったようです。 入学当初はなかなか勝てず, 思うようにいかないことばかりでしたが, 全国大会出場などよく頑張ってくれました。 これからは高校受験に向けてこれからは勉強を頑張ってもらおうと思います。 お疲れ様!

積雪が残る中…

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12月19日(月)、生徒たちは、昨日の積雪が残る中、登校しています。 そして、自動販売機前に並ぶ生徒たち。 買っているのはきっと「ホット」。

つなげる力が学力

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進路が続々と決定している。 進路が決定していない人はもちろん,進路が決定してからこそがスタートだ。 多くの生徒は総合型選抜や学校推薦型選抜を受験したわけだが,志望理由書の作成や小論文指導,面接練習の過程で「なぜそれがやりたいの?」「今までどんなことを知ろうとしてきたの?」「日常の何がそれに繋がるの?」などと探究したであろう。 その中で,授業だけでなく日々の活動こそが教材になっていると改めて実感したはずだ。 日々の活動を学びにつなげる。 それが染み出す彼らの読書姿や朝の心を聴く姿を見て,「こんなに美しいときが,この先も続いたらな」と感じた。 そんな冬の日。 いよいよ入試も卒業も近い。 グローバル生よ,これからも心明るくあれ。

楽しむ、支える、そして魅せる

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長崎南山学園の学期末と言えば球技大会です。 今学期は12月16日、19日の二日間でサッカーとバスケットボールの2種目が行われました。 今回は高校Ⅰ年生の様子を紹介いたします。 バランスを取るために、サッカー部やバスケットボール部の現役の部活動生は、出場者数が制限されております。 そんな中で、どうやら以下の点に拘ってプレーしている様子。 ・試合を盛り上げる ・自身も楽しむ ・運動部に所属していない生徒を生かす ・勝利する 相手の戦力や時間帯などを考慮し、様々なプレーを見せてくれます。 感心させられるのはその技術の高さです。 また、部活動には所属していない経験者の存在や、サッカーが異様に上手いラグビー部やバスケットが異様に上手いバレー部などの存在が、大いに試合を盛り上げます。 今回、天候不良のためサッカーの決勝戦は行われませんでしたが、皆、存分に楽しめたようでした。 『高Ⅰの結果』 サッカー:3組、6組(決勝進出) バスケットボール:優勝4組,準優勝6組

『何の実?』

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この実は、何の実でしょうか? そうです。 これは、蘇鉄(そてつ)の実です。 ブリタニカ百科事典によると… ソテツ科の常緑低木。 南西諸島や九州南部の海岸の断崖などに自生する。 庭木や公園樹として暖地で広く栽植され,また鉢植にして観賞することもある。 とのことです。 本校玄関前にも蘇鉄があります。 この実はうまく調理すると食用にもなるようです。 また鈴にもなります。 なかなかの多機能です。 花言葉は「雄々しい」。 その勢い、力強さは生徒諸君にも似ているところがありますね。

三者面談

男子校。 勉強・スポーツが盛ん。 それだけでエネルギーが漲るイメージを持たれることも多い南山生。 が、一転、まるで借りてきた猫かのように背中を丸める期間があります。 それが12月9日~14日まで行われた3者面談。 保護者と担任、そして本人の、ここにいるのは身内だけの筈ですが、そわそわ落ち着かない彼ら。 「何を言われる?あのこと?今回は大丈夫だよね?」と、心の内が表面化します。 たじたじとした彼らを眺めることができるのは、この期間だけ。 これもある意味教師の特権なのかもしれませんね。

『通信制進路説明会』

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12月9日(金)と10日(土)に、塾や中学・高校の教職員の方々と生徒・保護者の方々対象に、来年度開設される本校の通信制・「スプレンドールコース」の説明会が行われました。 高校卒業を目指すための一つの進路として、多くの方々に本コースを知っていただきました。 ぜひ進路の一つとしてお考えいただきたいと思います。

ある日の食堂

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昼休み、午後の授業に向けて食堂でエネルギーを補給する生徒たち。 メニューもリニューアルし、食堂に足を運ぶ生徒も増えたように感じます。 体を大きくする、体の調子を整えることはもちろん、「集中力」「やる気」など豊かなメンタリティを育むことにもつながります。 温かい食事をとることができ、みな満足気な様子です。午後の授業も頑張ってもらいたいと思います。 一心不乱にご飯のおかわりをする中学1年生の寮生 たくさん食べて、たくましく育ってください!

素振り(すぶり)する野球部の素振り(そぶり)

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放課後の会議が終わり、ほっと一息ついていると、 窓の向こうから生徒たちの元気な声が聞こえてきました。 窓から覗いてみると、野球部の高校1年生が素振りをしているところでした。 写真を撮らせてもらおうと近づいていくと、 「こんにちは!」 といきいきとした表情で元気よく挨拶してくれました。 普段の授業でもこんな表情をしてもらえるように頑張らねばと思う瞬間でした。 お互い頑張りましょうね!

缶詰の開け方

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中学3年生のあるクラス。 実は3週間前から計画を立てて、どんなものを作るのか考えていました。 中には缶詰の開け方がわからない子も…。 でも、どんなことでも、知らないことから始まります。 人間は、どうして、地上で生きていられて、水の中で生きていられないのか。 ということを疑問に思った人もいます。 また、ゼラチンってなんで固まるの? と考えたこともあります。 でもその疑問に大小はありません。 その疑問を大事にしていれば、人間の身体の作りや分子の成分などを勉強します。 そんな知らないことを「知ってる」「わかった!」に変えることができるのは紛れもなく自分の体験です。 どんな小さな発見も大切に、 そして、学び、すくすく大きくなってくださいね! 缶詰を開けれるようになった君は、また新たな発見があるでしょう!!

デザイン思考

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グローバルクラスの1年生と中学3年生の合同授業の様子です。 デザイン思考という授業の一環として, 高校1年生が中学3年生にインタビュー調査を行っています。 高校1年生グローバルコースの生徒は現在, 『家庭学習日より充実した時間の使い方をデザインする』『校内の空き教室・空きスペースの活用法をデザインする』『できるだけ多くの人が宿題を出せる環境・方法をデザインする』『Classiのより有効な使い方をデザインする』『より良い学校生活をデザインする』の5つのテーマの中から1つを選び, そのテーマを実現するための画期的なアイデアを考えています。 そのプロジェクトの1つとして, インタビューを行い, その情報をもとに, 3月開催予定の発表会に向けて準備をすすめているところです。 それぞれのグループ, メンバーが画期的なアイデアかつ, ニーズに合ったものを思いつけると良いですね。

2学期球技大会開幕直前

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12月16、19日で2学期球技大会が行われます。 2学期の競技種目はサッカーとバスケットボールになります。 現在、FIFAワールドカップカタール大会が開催中で日本はドイツやスペインなどの強豪国を破りグループステージを首位で突破しました。 真夜中や朝方に試合が行われているので日々寝不足になりますが、試合を観戦している生徒も多くいることでしょう。 今学期のサッカー競技はどのクラスが優勝するでしょうか。 フェアプレーで熱い試合を期待したいものです。

だいばーしてぃ?いんくるーじょん?

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12月1日(木)放課後。 生徒委員会や生徒宗研の裏側では、中学3年生が 長崎大学ダイバーシティ推進センター主催の 市民公開講座「多様性が活きる働き方―メルカリの取組みに学び、自分事として考える」を視聴しました。 中学生には少々難しい話のようでしたが、 最後まで視聴し、長崎県の多様性を認める働き方について勉強しました。 メルカリでは、 「あなたの5分を誰かの5分に」という趣旨のメルワークという取り組みをしているようです。 身近に使っているアプリのさまざまな取り組みから 社会で求められている考え方を学びました。

クリスマスに向けて

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12月1日、図書館前にはクリスマスツリーが。 長崎南山学園はカトリックのミッションスクールですので、クリスマスを大切にしています。 おや、ツリーの奥の方にも何か見えます。 これはイエス様がお生まれになられた馬小屋の飾りです。 図書室以外の場所にもツリーやオブジェがありますので、時間があればご紹介いたします。 そうそう、欧米ではクリスマスは家族で過ごす日という認識も根強くあるようです。 今年のクリスマスは日曜日でお休みの方も多いかと思います。 家族で過ごすクリスマスにしてみてはいかがでしょうか。 親は子に、子は親に、夫婦、兄弟姉妹はそれぞれ互いに感謝を込めて。

高校2年探究ゼミ中間発表会!

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現在,高校2年生では中小企業12社をお呼びしてインタビュー会を実施したり,平和町商店街へのインタビューを経て,PR動画を作成することになったりと,社会に対して自分達に何ができるのか?をみんな必死に考えて取り組んでおります! そして,先日探究学習の中間発表会を行いました。 マイプロジェクトを発表するとともに,なぜその課題に至ったのか,この情報を得るために試行錯誤したことは何なのか,その「プロセス」を発表するというものです。 これから高校3年7月の発表まで授業で実施していきますが,この取り組みは将来の自分と向き合って,どのような未来を歩んでいきたいかに直結していきます。 本校の生徒の発表を見ていると,楽しみでなりません!!

創立70周年記念同窓会

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11月26日(土)に本校創立70周年記念同窓会が開催されました。 写真の模様は体育館での総会の様子です。 幅広い年齢層のOBにご参加いただき,恩師や同級生と昔話で盛り上がっていらっしゃいました。 本校OBでいらっしゃる前川清さんにもご参加いただき,本校同窓会に花を添えていただきました。 前川さんが「佐世保から南山に来なければクール・ファイブとしてデビューすることもなかっただろうし,今もなかっただろう」と回顧なさっていたのが印象的でした。 我々も南山で出会えた縁を大事に,これからの日々を精一杯歩んでいきたいと思える一日となりました。

献血活動

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今年も日本赤十字社様からの依頼で献血活動を実施いたしました。 係の先生によると、「多数の生徒や職員のご協力のもと予定数84に対し、99名(うち6実施できず)と大きく上回って日本赤十字社の方も喜んでおられました」とのことでした。 『人のために自分ができることがあればやりたい』というのが南山生の根っこです。 ただ、多くの人が、「注射」というだけでもちょっと緊張するかと思います。 ましてや、はじめての「献血」となると躊躇してしまいますよね。 もちろん、一見、厳つい南山生も例に違わず臆病者です。 だからこそ、友人や仲間と一緒にということで少しだけ緊張も和らぎます。 そうやって、皆と共に様々なことにチャレンジしていくことが大きな経験になるのだと思います。

答えのない世界に立ち向かう

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今日は本の紹介をしたいと思います。 写真にある本は国際基督教大学の教授のお二人によって著書されたものである。 国際基督教大学という大学は昨年長崎南山高校から初めて入学者がでた大学でもある。 タイトルは『リベラルアーツという波動』 現代はグローバル化が進み, 多様な価値観を持つ人々が交流しているが, それが対立に発展することもある。 このような現実社会には, 柔軟な発想をしないと的確な対応ができないような問題がありふれている。 そのような社会の中で活躍できる人材を私たち教員は育成していかないといけませんね。 答えのない世界に立ち向かう一歩として, 興味がある人はぜひ, 手にとって読んでみてください。