委ねて生きる。
2022年も残すところあとわずかとなってきました。皆さまにとってこの一年はどのような年だったでしょうか。何かに挑戦し、成功したこと。失敗したこと。良いことがあったこと。悪いことがあったこと。
この世の中で起きることには因果関係が必ずあります。例えば、期末考査の勉強に十分取り組むことができなかった(原因)。⇒期末考査の結果が悪かった(結果)。「自業自得」、「なさけは人のためならず」という言葉があるように、自分の行い(原因)は最終的に自分にかえってくる(結果)のです。これは仏教の言葉で因縁生起といいます。つまるところ、自分の行いが全てを決定するということですが、成功や失敗、良いことや悪いこと。特にマイナスの結果になった時は、自分の不甲斐なさ、自責の念に苛まれてしまうことでしょう。
いっそのこと、人のせいにしてしまえば楽でしょうが、そういうことにもいきません。ですから、良いことも悪いことも最終的には神様(必ずしも神様でなくとも良いです。)が決めてくださった結果であると神様に委ねてみると少しだけですが気持ちが楽になるでしょう。もちろん、これは自分が正しい行いや努力をしたという前提があっての話です。良いことがあれば、自分が頑張った結果だ。神様も認めてくださっている。悪いことがあれば、自分の頑張りが足りなかった結果だ。神様はもっと頑張りなさいと励ましてくださっている。と考える。このように、少しだけ考え方を変えることで生きること、何か行動を起こす時に、気持ちが楽になることでしょう。
来年もよろしくお願いいたします。
よいお年をお迎えください。