「HLAB座談会」


1/13(金)に高1・2年生のグローバルコース, 中学3年生を対象に『HLAB座談会』を実施しました。HLABは、日本人の高校生向けに寄宿型のサマースクールを2011年から開催している一般社団法人です。「高校生に対して、同年代の高校生や、年齢の近いロールモデルとなりうるような日本人学生・海外大学生、世界で活躍される社会人の方々と交流する機会を与えることで、自分の将来について再考し、主体的な進路選択をするきっかけを与える」ということを問題意識・目的として、東京・長野・宮城・群馬の4地域でサマースクールを開催しています。
サマースクール期間中のプログラムは、さまざまな学問分野を掘り下げる少人数制のセミナーや自己分析企画、社会で活躍されている方から貴重なお話を聞けるフォーラムや、社会人ゲストの方と自分自身の悩みや将来について語り合うフリーインタラクションなどを中心に構成しています。大学生との交流企画や毎日夜に行われる振り返り企画(リフレクション)では、プログラムを運営し、伴走する大学生が高校生に寄り添い、悩んでいることや将来のことについて一緒に考えていくという内容となっています。
今回はそのサマースクールに参加した、高校3年生 上智大学に進学を決めた松尾秀くんに体験談を話してもらい、HLABの運営に携わっている大学生4人(上智大学・国際基督教大学・早稲田大学・信州大学)との座談会をオンラインで実施をしました。
生徒たちの、先輩・大学生の話を真剣なまなざしで聞く様子が印象的でした。また、大学生からも多くのアドバイスを受けることができ非常に良い機会になったようです。
松尾秀くんの「朝起きて、学校に行き、部活をしての日常の繰り返しだと何も変化がない。HLABサマースクールをはじめ、たくさんのイベントに参加をし、多くの刺激を受けてみよう!もちろんポジティブな刺激だけではなく、ネガティブな刺激もたくさん受けたが、それが私の夢につながりました!」という言葉がとても生徒の心に響いた様子でした。さらに、大学生の「大学の書類に書くためにイベントに参加するのではない。自分の強みを見つけるため、自分の強みを磨くために参加する必要があります」という言葉から参加の意義を再確認させてもらうことができました。
今後多くの校外イベントに参加し、同世代の人たちと出会い、多くの刺激を受け、可能性を広げ、自立した学びにつなげていってほしいと思います。今回、貴重なお時間を作っていただいた一般社団法人HLABの皆さま、様々なバックグラウンドや想いを生徒たちに伝えてくれた大学生の皆さま、本当にありがとうございました。