「おかえり」~私立長崎南山の良さ~

教育実習のために卒業生が戻ってきました。
公立高校の場合、数年ぶりの母校に恩師の姿はなく、知らない先生方に囲まれて、母校なのにアウェー感覚に包まれた実習だったりします。
私の時がそうでした。
本校はそうではありません。
職員室にはあの先生、この先生がちゃんといて、「おー、もう実習や!早かねぇ」と迎えてくれます。
3年間、もしくは6年間習った先生から馴染みの口調で声をかけてもらうと緊張感は一気に消え、それと入れ替わりに「よっしゃ、頑張るぞ!」とやる気が湧いてくる。
もちろん、やらかすと叱られます。
説教されます。
しかし、お客さんとしてではなく、自分の生徒として叱ってくれる、説教してくれる。
数年の隔たりなんてあってないようなもの。
これもまた私立長崎南山の良さなのです。