高校3年生『奮闘』

本校、長崎南山中学校高等学校は長崎市の上野の丘にあります。
校舎5階の講堂から見下ろす景色には、「浦上天主堂」「平和祈念像」「稲佐山」など、長崎を象徴するものが見られます。

毎日通って、毎日見ている景色だとなんてことないものかもしれません。
しかし、少しだけ視点を変えてみると面白いものが見えます。
それは山に群生している木々の色です。

春は桜の色、夏は青々とした色、秋は赤い色、冬は白い色、景色によっても違いますが、少しずつ遷り変わるその景色の変化に気づくと、さらに空に浮かぶ雲の形や開発が進む長崎駅前の建物の変化など、違った気づきがあります。

本校の生徒たちに置き換えてみます。
毎日学校に通い、学習に部活動、変わらない日々の中で、私たちが生徒を「見取って」みると、少しずつ変化が見られます。精悍な顔立ちになり、大人としての器量を身につけ、自分の夢に向かって精神的にも成長していく…そんな姿が見られる本校の生徒たちは私たちの誇りです。

まさに高校3年生は少しずつ変化してきて、さらに今度は次の進路を決めて進もうとしています。
卒業生からは大活躍している報告があっています。
長崎南山の生徒たちはこれからも成長していく人であってほしいと思います!