卒業後を見据えて

高校3年生は卒業後、多くの生徒が県外へ進学します。
親元を離れ、18歳を迎えた成人として責任ある行動が求められます。
そこで、順調に社会生活を送ることが出来るように、また、社会の一員としての自覚を持つことを目的として、1月末の2日間を利用し、「税務署による税に関する講座」「長崎市消費者センター出前講座」を開催しました。

日本の税金の種類が約50種類あることや、税の意義と役割、納税のルールなど社会人としての必須事項を教えていただきました。
また、“水平的公平”“垂直的公平”など日本の税の考え方などもグループワークを通して体感することが出来ました。


消費者センター出前講座では、18歳・19歳で起こりやすい消費者トラブルのケーススタディーを通して、実生活に直結した貴重な学びとなりました。
特に、講師の田中先生から「未来を予測することが一番大切」というお言葉を頂きました。生徒にはとても印象に残る言葉だったと思います。


3月1日には、「第72回 卒業証書授与式」を迎えます。
いざ卒業となると、私たち教員にとっては寂しい気持ちもありますが、生徒の飛躍を願いながら笑顔で送り出したいと思っています。