『英語力』というとどんな力を思い浮かべるでしょうか。

『生きた英語力』を測定する英語試験・GTECの話題です。

5月17日にGTEC英語力検証の結果説明会が、高校3年生を対象に行われました。
この説明会では、始めに、相手に思いを伝える『生きた英語』とは何かについて、ベネッセコーポレーションの方からお話がありました。


その後、先日行なったGTEC学力検証の成績上位者の表彰が行われ、Reading部門・Writing部門・Listening部門の上位3名が登壇し、賞状を受け取りました。
その3部門で全て1位だった生徒が・・・


高校3年3組の原宗一郎くんです。原くんは1年間のアメリカへの留学経験があります。
留学に旅立った当初、原くんは全くと言っていいほど英語が話せず、ホストファミリーに夕飯の時間を聞くことすらできませんでした。日常生活の中でも、相手が話している言葉は理解できても、返事をすることができず、何度ももどかしい思いをしたと言います。
そのような状況を打開するために原くんが行ったのは、とにかくたくさん友だちを作ることでした。同じ学校の生徒に「僕は留学生なんだ」と自分から声をかけ、友だちを増やして積極的に英語に触れました。とにかくたくさんの人と話し、会話の中で自身の英語を磨いたそうです。
そんな原くんが『英語が話せている』と実感できたのはアメリカで生活を始めて6か月が経った頃でした。同じ学校の女子生徒に嫌なことを言われて言い返すことができたとき、スポーツの試合中にコミュニケーションがうまく取れたとき・・・そんな日常の一瞬一瞬で自然に英語が出るようになったと言います。

原くんは「初めはうまくなくてもいいから、とりあえず表情やジェスチャーを使いながらたくさん話しました。英語が得意になりたい人は、まずは英語を使ってみることから始めるといい」と話します。

挫折から道を切り開き、『生きた英語』を手に入れた原くん。
あなたも、GTECの3つの技能の結果をもとに、まずは英語を使ってみることから始めてみませんか?