“共に生きる”ということ

「一緒にいる人には、障害者だからといって、僕に気を遣い過ぎることなく自然体でいてほしいと思っています。
それは配慮をしないということとは違います。
配慮は、障害者が生きるために必要な援助だからです。
配慮を受けることと必要以上に気遣われることは、別のことではないでしょうか。
支援される人も、支援する人も【一緒に過ごせて楽しかった】と思うような支援が、僕の考える理想の支援です。」
これは、自閉症を抱える作家 東田直樹さんが自身のブログに投稿した言葉です。

10月10日(木)、本校中学3年生は鶴南特別支援学校の中学生と交流を行いました。
誰しも自分と相手で違いがあるのは至極当たり前ですが、その違いの大きさも人によって違うから、どう接すればいいのか、何が正解なのかがわからず、私たちは戸惑ってしまいます。
それでも、この世を共に(できればみんな笑顔で)生きていくために「どうできるのか」、「何が正解なのか」を考えることを諦めない本校生徒であってほしいと、交流会での生徒たちの姿を見て思った次第です。