クリスマス・ツリーの起源

12月も中旬となり、街や商業施設などでもクリスマスの雰囲気が漂ってきました。
長崎南山学園においても、校門付近の飾りの他、図書館入口にもイエス・キリストの誕生を祝うための「馬小屋」が飾られ、カトリック校らしいクリスマスの準備がなされています。
キリスト教以外の世界にも、クリスマス・ツリーは様々な場所で見られるものですが、その起源は古代の聖木礼拝に由来します。
「常緑樹」や「樅(もみ)の木」が使用されるのは、季節に左右されない緑が「不死、不滅」を象徴するからです。
また、厳しい冬に繁る樅の木は、恵み深い木として神秘的な生命の豊かさを表しているのです。