きっと あしたは いいてんき

11月12日(金)の朝、きれいな虹がかかりました。
雨が続いた週でした。

「にわのシャベルが いちにちぬれて
 あめがあがって くしゃみをひとつ」
と、頭の中で、童謡 「にじ」が流れます。

「くもがながれて ひかりがさして みあげてみれば
具体的な情景が描かれた後、

「ラララ にじが にじが そらにかかって
 きみの きみの きぶんもはれて」
と、聴き手の心情にも触れてきます。
大人でもこの曲に惹かれるのは、大人になると、この部分の解釈に自身の心の在り方を重ねるからではないでしょうか?

さらに、
「きっと あしたは いいてんき」
と、希望的観測のようなメロディの後、

「きっと あしたは いいてんき」
と、確信するかのようなメロディで終わります。

個人的には、この最後の部分の
“明日は晴れるかな、どうなるかな? 晴れると良いなぁ”
“うん、絶対に晴れるよ”
と、いうような言葉と表現が織り成す解釈の多様性に心を掴まれています。

『きっと あしたは いいてんき』その響きに皆さんは何を感じますか?

童謡 「にじ」/作詞:新沢としひこ・作曲:中川ひろたか