中学校の校外学習(中2)
先週の7月14日木曜日 中学2年生は西海市出津(しつ)地域のキリシタン文化施設巡りと七ツ釜鍾乳洞探検への校外学習に出かけました。
カトリック・ミッションスクールである本校は、日頃から神父様(先生)による宗教の授業と、校長先生による毎朝の講話を聞き、「人間の尊厳のために」という建学の精神の下、人々を助けるカトリック精神を学んでいます。
今回の出津地域訪問も、この地で人々の貧困救済と女子教育に尽力した「ド・ロ様神父」の功績を学ぶためです。

生徒たちは「救助院」で、ド・ロ様神父が伝えたパスタ作りの跡や特別なオルガンの話を聞き、カトリックの「愛」の教えについて改めて考えることができました。

場所を移っての七ツ釜鍾乳洞探検では、ガイドの方に鍾乳洞のでき方や構造について教えていただき、中を探検しました。

彼らは中学1年生のときに理科で地層について学んでおり、今回、その復習にもなります。
鍾乳洞に入るのは初めてという生徒がほとんどで、7月だというのに冷気漂う地下の空気に驚き、あちこちで感嘆の声が上がっていました。
中は数億年掛けてできあがった鍾乳石が垂れ下がり、地球の悠久の年月が作り出す光景に感動していました。
30分ほどで回れますが、中には3周も回る生徒もいて、長崎県の名所を満喫したようです。