おくんち考察
10月7・8・9の3日間、長崎諏訪神社の秋季大祭であるくんちが開催されました。今年は3日間とも平日で、生徒たちが遊びに行くには良い条件とは言えなかったと思います。しかし、その中でも、数人の生徒たちは踊り町の応援として参加したようです。 くんちに合わせて、この期間の「朝のこころ」は、校長先生がくんちについて詳しいお話をしてくださいました。長崎を代表するお祭りとして有名ですが、その「長崎」とは市内の一部の旧幕府直轄領を意味することや、なぜ秋に神に奉納の踊りを捧げるのかなど数日にわたって「くんち」に対する理解を深めることができました。くんちはただ踊りを見物したり、出店で買い物するためのものではなく、あくまでも神事であることを知ると、くんちに対する意識も変わるのではないでしょうか。 最後に余談ですが、南山学園はカトリック系のミッションスクールですが、カトリックは一神教であるため、昔は[昔といっても1950年代ごろ]、カトリックの子どもたちは、くんちに行くことさえ禁じられて寂しい思いをしていたそうです。今ではカトリックの司祭である校長が、生徒たちにくんちの説明をしたり、踊り町の生徒の出欠に便宜を図ったり、良い意味で寛容になりました。排除や対立の時代ではなく、融和や相互理解の時代となったことが、カトリックのくんちに対する対応からも伺えます。